ハワイ平和スカラシップ(HHS)スカラー募集を始めました！

「ハワイ平和スカラシップ(HHS)」は、グローバルな視野を持ったピースビルダーを輩出することを目的に、広島及びハワイにおいて、選抜された両国の高校生が交流を通じて共に平和を学び合う機会を提供します。約10日間のハワイへの滞在と、ハワイから広島に高校生が訪れる際のプログラムに 同行することを通して、「ハワイ」と「広島」両方から見える「平和」や「戦争」についてしっかりと、向き合うプログラムです。

 

このスカラシップの原点は、2009年から2017年まで、毎年夏にホノルルのプナホウ学園の高校生2名を、2018年と2019年はプナホウ学園と公立高校から計３名を広島に送り、実体験と して平和について学ぶ機会を提供した「広島平和スカラシップ」です。

 

2023年夏からは、広く一般の高校生たちにもこの機会を提供するため、ハワイから広島への派遣だけでなく、広島からハワイへも高校生を派遣するプログラムを開始します。広島からハワイに高校生を送り出す「ハワイ平和スカラシップ(HHS)」と、ハワイから広島に高校生を送る「広島ピーススカラシップ (HPS)」とが連携し、日米の架け橋となるようなピースビルダーの誕生を願い、奨学生を募集します。

 

「HHS」と「HPS」では、それぞれ高校生が2名ずつ奨学生として派遣されます。ハワイからの奨学生は、2023年8月に広島を訪れ、原爆死没者慰霊式典に参加するなど、広島の歴史を学習し、広島の高校生との交流を行います。また、広島からの奨学生(高校生2名)は、2024年3月にハワイを訪れ、現地での様々な研修プログラムを体験します。そして、奨学生は帰国後に学んだことを学校や公共の場で報告します。これらの体験を通して、両国の高校生が、「平和」や「戦争」について多角的に歴史を捉え る視点を養い、国境を越えて平和を構築するためのネットワークを広げていってもらいたいと考えていま す。

 

使用言語は主に英語となる予定ですが、言語をサポートするスタッフが同行し ます。「平和」や「戦争」について学びたい、特に広島だけではなくハワイで伝えられている歴史について学びたいという高校生の皆さんを応援します。そして、広島や日本の歴史を、ハワイを始めとする海外へ発信してみたいという意欲のある高校生の皆さんに、是非参加して頂きたいです。熱意と勇気のある皆さんのご応募をお待ちしております。